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いつからかな?

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そう、たぶん子供の頃から。 花を見るのが好き。小さい頃は野原があった。野原にはレンゲの花やシロツメクサ、勿論、タンポポもたくさん咲いてた。どんな花もそばで見ると、可愛くて可憐だ。 先日、ポピー園に行った。目の前広がるポピーが眩しくて何だか昔を思い出していた。 今は亡き母に野原に咲いた花を摘んで「お母さん、綺麗だったからお花摘んできたよ」と、まだ可愛かった頃のワタシ・・・。 「何でそんな花なんか摘んでくるのよ!その花は貧乏になっちゃう花だよ」と、母。 我が家は母一人でワタシと弟を養っていたから、これ以上は貧しくなりたくなかったのだろう、と、幼なかったけれど、何となく理解してしまう、そんな子だった。 それから長い年月が流れても、その雑草を見るたび、生活する事に必死で子供の純粋な気持ちなんかそっちのけだった若い母。そう、生きる事に必死だった、そんな母を思い出す。